コーヒーにココアを混ぜた「カフェモカ」は、苦みと甘みがベストマッチした飲み物で、また様々な効果が期待できる、魅力のあるコーヒーです。
それでは、「カフェモカ」の作り方や効果などを紹介していきます。
- カフェモカを飲むと得られる効果
- カフェモカの作り方
- ココアの種類など
コーヒーとココアを混ぜるとどんな飲み物になるのか
コーヒーとココアを混ぜると、どんな飲み物になるのでしょうか?
「何となく味は想像できるけど、飲んだことがあるような、ないような…」という感じがしませんか?
それは、コーヒーとココアをそれぞれバラバラに飲んだことはあっても、意外と混ぜて飲んだことがないから…
コーヒーとココアを混ぜた飲み物は、「カフェモカ」「モカジャバ」「ココアコーヒー」「コーヒーココア」などと呼ばれており、中でも「カフェモカ」が一番知名度があり、この名称で呼ばれることが多いです。
ただ「カフェモカ」の定義としては、一般的にエスプレッソコーヒーにチョコレートシロップとミルクを加えたものを指しますが、チョコレートと同じ原料のカカオを使用したココア(ミルクココア)をチョコレートとミルクの代わりにコーヒーに混ぜたものも「カフェモカ」と呼ばれています。
コーヒーとココアを混ぜた「カフェモカ」を飲むと得られる効果
それでは、コーヒーとココアを混ぜた「カフェモカ」を飲むと、どのような効果を得られるのでしょうか?
得られる効果を紹介します。
- リラックス効果
- 集中力を高める効果
- 抗酸化作用
リラックス効果
コーヒーとココアを混ぜて作る「カフェモカ」には、様々な効果が期待できます。
ココアにはテオブロミンという成分が含まれており、テオブロミンは中枢神経を刺激して幸福感やリラックス効果をもたらすとされています。
またテオブロミンにはセロトニンの分泌を促す効果もあります。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれており、ストレス解消に効果的とされているため、テオプロミンとセロトニンとの相乗効果で、リラック効果が期待できます。
集中力を高める効果
コーヒーには、集中力を高める効果のあるカフェインが含まれています。
また疲れをとり、気分を高める効果も期待できます。
しかし、水の代わりにコーヒーを飲んでいると過剰摂取となり、その有害作用として知られている不眠、不安、高血圧、心臓の機能低下、心疾患のリスクなどを高めてしまう場合もありますので、注意が必要です。
抗酸化作用
コーヒーには、赤ワインで有名なポリフェノールが含まれており、量も赤ワイン同程度と言われています。
コーヒーポリフェノールには強い抗酸化作用があり、がんの一因や生活習慣病の引き金になると言われている活性酸素の発生と働きを抑制する効果があります。
ドリップコーヒーとココアパウダーを混ぜて作るカフェモカの作り方
ここでは、ドリップコーヒーにココアパウダーを混ぜて作るカフェモカの作り方を紹介します。
まずはコーヒー豆をひき、お湯を沸かしてハンドドリップでコーヒーを淹れます。
このときの量の目安はカップの2/3くらい。
牛乳は、コーヒーを淹れるカップの1/3弱くらいを温めます。
温めた牛乳にココアパウダーを小さじ〜大さじ一杯入れ、よくかき混ぜます。
ココアがココアパウダー(純ココア)であれば、小さじ一杯程度の砂糖を入れ混ぜます。
ココアが調整ココアであれば、砂糖を入れるとかなり甘くなるため、入れないでおきましょう。
よくかき混ぜたココアパウダーを入れた牛乳をコーヒーに入れ、よくかき混ぜれば完成です。
ココアパウダーは、純ココアまたは砂糖入りかで、砂糖を加えるか異なります
あくまでも作り方は参考程度で、自分の好みの配分や入れ方を見つけてください。
簡単なカフェモカの作り方
上記では、ドリップコーヒーとココアパウダーを混ぜて作るカフェモカの作り方でしたが、もっと簡単にできるカフェモカの作り方を紹介します。
手軽に作れる!インスタントコーヒーとココアパウダーを使った方法
ドリップコーヒーよりも簡単にカフェモカを作る方法は、インスタントコーヒーを使った方法。
材料はインスタントコーヒー、ココアパウダー、砂糖、牛乳のみで、すべての材料を混ぜて温めるだけです。
このレシピには、簡単にバリエーションを加えることもできます。例えば、シナモンを加えたり、ホイップクリームをトッピングしたり、バニラエッセンスを加えたりすることで、カフェ風の味わいにアレンジすることもできます。
一番手軽!スティックコーヒーなどのカフェモカ
上記でインスタントコーヒーとココアパウダー、砂糖と牛乳を混ぜ合わせる方法を紹介しましたが、それよりも手軽にカフェモカを作る方法は、市販されているスターバックスなどのスティックコーヒーで作るカフェモカ。
コーヒーやココア(チョコレート)、砂糖などの分量が調整されているため、自分好みに作れないというデメリットがありますが、コーヒーを入れて牛乳を温めてなどの工程が必要ないため、何よりも一番手軽にカフェモカが楽しめます。
ココアの種類によって変わる味わい
ココアと言っても、様々な種類がありますが、種類によって風味や甘み、苦みが異なります。
風味や苦みなどは好みよって分かれるため、ここでは大きく以下の2つに分けて紹介します。
- カカオ100%の純ココア
- 砂糖やミルク成分が含まれている調整ココア
カカオ100%の純ココア
ココアパウダーと言われている、カカオ100%の純ココアは、砂糖や添加物などを一切含んでいないため、甘くありません。
それゆえに、カフェモカを作る際は砂糖を調節することで甘さ調節が可能です。
また甘みがないため、料理やお菓子作りに使用することもできます。
砂糖やミルク成分が含まれている調整ココア
砂糖やミルク成分が含まれているココアを、調整ココアと呼びます。
一般的に、お湯や牛乳を入れかき混ぜて飲むインスタントココアといえば一番わかり易いかもしれません。
ただ砂糖が入っているため、甘さを調整することが難しくなるため、甘さ控えめのカフェモカを作りたい方には、純ココアをおすすめします。
コーヒーとココアを混ぜた「カフェモカ」 まとめ
コーヒーとココアを混ぜた「カフェモカ」を飲むことで、コーヒーの効能だけでなく、ココアの効果も期待できるため、リラックスしたい時や、集中力を高めたいときにおすすめのドリンクです。
ドリップコーヒーから入れ、ココアパウダーを調節して、自分好みのカフェモカを作るのが面倒な方は、インスタントなどで手軽に作ってみてはいかがでしょうか?
そして、自分の好みに合ったココアを選び、おいしいカフェモカを楽しんでみて下さい。
長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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